ミストを出さず、からっと冷風
(1)氷で熱交換 温度差-7.7度のミストを使わないジメジメしない冷風機
(2)主な電力はファンのみ。USB電源で駆動する節電冷風機
(3)お湯を入れると温風も出せる温風機にも
冷風扇が苦手←を払拭!
ドライクーラーVer2は、“アルミ熱交換方式”で、ドライで冷たい風が生まれる冷風機です。
◆ ドライな風の原理は単純 ◆
水筒のようなアルミの筒でできたヒートシンクに氷や水を入れることでアルミヒートシンクを冷やします。そこに下段の吸気口から暖かい空気を吸い上げてヒートシンクを通ることで暖気が冷やされて冷風となって出力されます。
◆ カビ臭くならない構造 ◆
ドライクーラーの風は、水フィルターやミストなどの水分を含む媒体には触れずに出力されます。ドライクーラーに注入したお湯や、氷、ペットボトルなどは水タンク内に収納され、蓋を閉めると密閉されます。その水タンクの外側を風が通ります。このように、水媒体に触れずに風が出力されるのでカビ臭などの嫌な匂いが出にくい構造です。
また、ドライクーラーはフィルター交換が必要ないのも特徴です。
冷暖対応
◆ 冷風 ◆
凍ったペットボトルで冷却
氷を直接入れた冷却方法
水を入れる冷却方法(冷却効果は弱いです)
◆ 温風 ◆
本体水タンク内部は110℃の耐熱仕様。直接お湯を注ぐとアルミヒートシンクが温められて冬時期の冷気が温風に変換されます。
お茶を飲む際に沸かした残り湯を有効活用できます。
その他仕様
たくさんの空気を吸い込んで吐き出すシロッコファンを採用。風圧は弱、中、強 の3段階に設定できますが、弱はそよ風程度の風に抑えてより静粛性を保ち、強風は従来品より強い風が出るように改善されました。
・上下フラップ機能
風の向きを上下に調節することで、床に置いて使う、卓上で使う時に便利です。
ヒートシンクは、本来は熱が発生する電子部品等に張り付けて熱を放熱するのが目的の部品です。この熱交換原理を逆手に取ったのが、ドライクーラーのヒートシンクです。ヒートシンクの外側には断熱材を入れ、ボディ外側へ結露を防止するとともに外気温が内部の氷に影響しないようしっかり断熱しています。
※凍ったペットボトルを挿入して、水に浸した場合の冷却持続時間は、約3時間までは周囲温度よりも低い温度が出せます。
冷風/温風を出力する機器ですが、電力はファンのみ。冷媒、温熱には電力を一切使用していないため、消費電力が低く抑えられます。
※消費電力はUSB Type-Cで弱風で約1.87W、中風で約2.9W、強風で約4.9W。
・USB Type-C
バッテリーは内蔵していませんが、スマホ用のモバイルチャージャーやPCのUSB等で駆動が可能です。
本体のコントロール部には周囲温度と吹き出し温度が表示される温度計を装備しています。あくまで目安となりますが、どれだけ温度が下がっているのか感覚だけでなく、目で見て数字で感じていただくこともできます。
※温度はあくまで目安です。本体自身が冷却もしくは温められるため、外気温の表示が正しく表示されない可能性があります。
電源を入れてから設定した時間で自動的に電源がOFFになります。自動的に電源を切る時間を3時間もしくは5時間の設定が可能です。凍ったペットボトルが解けきる時間が約3時間となります。好みに合わせて設定してください。
水タンクは密閉式です。水が入った状態で倒れてもすぐには水が漏れない仕様です。
※注意:完全防止ではありませんので横置きで使うことはできません。倒れたら放置せず、起こしてください。
下段の水タンク部分は電気回路等が一切入っておらず、汚れがひどい場合は水洗いが可能です。水筒と同様の扱いで洗えます。また、下部のドレインキャンプは取り外し可能です。