【浅草前川印伝】
伝統を守りながら遊び心で「こんな印伝見た事がない!」他とは違った印伝をと常に意識して制作されておられます。
「七宝」は円満を表すことから、縁起の良い吉祥文様として扱われてきました。「七宝」とは仏教の言葉で、金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・??(しゃこ)の七つの宝物を指します。円が重なってできる七宝つなぎですが、重なった部分や中心の部分など意識をして見る位置を変えると、様々な形に見える不思議な文様でもあります。
意味合いも然ることながら、見た目のデザインもシャープで洗練されたものです。大人な小物としてセンス光る逸品です。
現代ではその幾何学文様の美しさから、ファッションやオシャレの一部として好んで使われる場面もしばしばです。
使えば使うほど漆は時がたつほど色が冴え、漆本来の色合いに変化し、味が出てくるのも魅力の一つです!